丸岡いずみの代理母出産の真相!卵子は提供じゃなく本人のものだった

丸岡いずみの代理母出産の真相!卵子は提供じゃなく本人のものだった

子どもがほしい。でも、なかなか授からない。

そんな悩みを抱えていた丸岡いずみ(まるおかいずみ)さんが、最終的に選んだのが「代理母出産」という道でした。

長年の不妊治療や流産を経験し、「どうしても自分の子どもを抱きたい」という思いからたどり着いた決断だったそうです。

この記事では、卵子は本人のものだったのか?丸岡いずみさんはどうして海外で出産したのか?など、気になるポイントをまとめています。

もくじ

丸岡いずみが代理母出産を選んだ理由とは?

丸岡いずみ
出典元:X

10年以上にわたり不妊治療をしていた

フリーアナウンサーの丸岡いずみさんは、2009年に映画コメンテーターの有村昆さんと結婚したあと、長い期間にわたって不妊治療に取り組んでいました。

報道によれば、不妊治療歴は約6年間に及び、40代になってからも体外受精を繰り返していたことがわかっています。

しかし、治療を続けてもなかなか妊娠には至らず、流産も経験。精神的にも肉体的にも限界を感じる中で、代理母出産という新たな選択肢に目を向けたと語っています。

丸岡さんと有村は、2012年8月に結婚。程なくして自然妊娠したものの、10週目で流産してしまった。その後、体外受精による不妊治療を始め、受精卵を子宮内に戻したところ、再度妊娠したものの、やはり流産。子宮内膜が薄いことによる「不育症」の疑いが生じたため、投薬治療を続けていたが、副作用が強かったことなどから、代理母出産を考えるようになった。
引用元:スポーツ報知


日本では難しい「代理母出産」

日本国内では、代理母出産に対する法整備が未整備であり、日本産科婦人科学会は代理母出産を原則禁止としています。

そのため、国内での実施はほとんど不可能な状態です。

丸岡いずみさんと有村昆さんは、最終的にロシアの代理出産エージェントを通じて出産に至ったと報じられています。

ロシアでは法的にも代理母出産が認められており、医学的・制度的なサポートも整っていることから、海外での出産という選択をしました。


海外代理母出産にかかる費用と流れ

実際に代理母出産を行う場合、以下のような費用がかかるとされています(※一般的な目安です)。

項目金額の目安
代理母への報酬約200〜300万円
医療費(不妊治療・出産)約300〜500万円
渡航費・滞在費約100〜200万円
弁護士費用・契約手続き約50〜150万円
合計費用約650〜1,150万円程度

金銭的な負担も非常に大きいですが、丸岡いずみさんは「どうしてもわが子を抱きたかった」と語っており、費用よりも想いが勝ったことが伝わってきます。

「代理母出産に踏み切る前にも彼女は何年も不妊治療をしており、総額は3~4千万円にのぼると言われています。夫の有村さんのテレビやラジオの出演料が1本につき5~30万円。映画関係のイベントの司会などが1本30~50万円。それでも年収は2千万円に届くか届かないかというところでしょう」結婚してからの6年半で夫妻は貯金を使い果たしてしまったという。
引用元:女性自身


丸岡いずみの決断に共感の声も多数

丸岡いずみさんが代理母出産に至った背景は、金銭的な余裕があったからではなく、「どうしても母になりたい」という切実な想いからの決断でした。

ニュースで報道されたあの日、「代理母出産って特別な人の話だと思っていたけど、こういう事情があるんだ…」と感じた人も多かったのではないでしょうか。

出産までの道のりは平坦ではなかったはずですが、それでもあきらめずに選択肢を模索し続けた姿勢は、多くの人に勇気を与えています。

卵子は提供?それとも丸岡いずみ本人のもの?

妊婦イメージ

丸岡いずみの卵子を使って代理母が妊娠

丸岡いずみさんが行った代理母出産では、「卵子は提供ではなく、自分自身のものを使った」ということが、コメントなどから明らかになっています。

報道によると、丸岡いずみさんの卵子と有村昆さんの精子を用いて体外受精を行い、その受精卵をロシアの代理母の子宮に移植したという流れです。

つまり、生物学的な両親は丸岡いずみさんと有村昆さんであるということになります。

16年冬に凍結保存した受精卵をロシアに運び、無事、出産となり、丸岡さんは現地で夫婦そろって赤ん坊と対面した。丸岡さんは「自分たちのDNAを引き継いだ子どもがどうしても欲しかった」といい、「子どもが成長する過程でどんな状況が待っていようと、しっかり向き合っていこうと思います」と話している。
引用元:スポーツ報知


代理出産と卵子提供の違いとは?

「代理出産」と「卵子提供」はよく混同されがちですが、実際には下記のような違いがあります。

用語どんな方法?誰の遺伝子?誰が妊娠・出産する?どんな時に使う?
代理出産ご夫婦の受精卵を代理母の子宮に移植し、代理母が妊娠・出産する方法。ご夫婦(または卵子提供者と夫)の遺伝子代理母本人が子宮の病気や手術などで妊娠・出産できない時
卵子提供卵子ドナーから卵子をもらい、ご主人の精子と体外受精し、自分の子宮に戻す方法。卵子提供者とご主人の遺伝子本人本人の卵子が使えない時

丸岡いずみさんのケースは「代理母出産」ですが、「卵子は自分のもの」だったため、子どもとの遺伝的なつながりはしっかりあるということになります。

  • 「代理出産」は、赤ちゃんを産む役目だけを第三者にお願いする方法です。
  • 「卵子提供」は、卵子だけを他の女性からもらい、自分が妊娠・出産します。

「子どもと遺伝的につながっていたい」

丸岡いずみさんが「卵子提供」ではなく「自分の卵子を使う」ことにこだわった背景には、「どうしても自分の子をこの手で抱きたかった」という想いがあると語られています。

その気持ちは、きっと多くの人にとっても共感できる部分なのではないでしょうか。

代理母出産の話題はまだまだタブー視されがちですが、丸岡いずみさんのような公に語ってくれる存在がいることで、「選択肢としての可能性」が見えてくるように感じます。

丸岡いずみは年齢や身体的理由で代理母出産を選んだのか?

丸岡いずみ
出典元:X

妊娠の壁になった年齢と心身の限界

丸岡いずみさんが代理母出産を決意した背景には、年齢的な要因と、身体的・精神的な限界が大きく関係していたとされています。

結婚から数年後、40代に差しかかっても不妊治療を続けていた丸岡いずみさんは、40代で10回以上の体外受精に挑戦したとメディアで語っています。

しかし、思うような結果は出ず、体外受精に成功しても流産という苦しい経験も重なり、精神的にも体力的にも追い詰められていきました。


年齢による妊娠率の低下とリスク

日本産科婦人科学会のデータによると、年齢が上がるにつれて妊娠率が大きく下がる傾向があります。
体外受精の成功率は以下のとおりです。

年齢妊娠率(1回の体外受精あたり)
30歳未満約40%
35歳約30%
40歳約15%
43歳以上約5%以下

40代で妊娠率が低下する主な理由は、加齢による卵巣機能の低下や卵子の減少や老化です。どんなに健康な方でも、35歳頃から卵巣機能は低下し、質の良い卵子が減少したり、排卵の頻度が減ったりするため、妊娠率が大きく下がります。
引用元:にしたんARTクリニック

40代での妊娠は決して不可能ではありませんが、成功率は10人に1人未満。さらに、妊娠・出産の際の母体への負担や、胎児へのリスクも高まります。


年齢を理由に子どもをあきらめない生き方

社会では、40代を超えて子どもを望むことに対して厳しい目もありますが、丸岡いずみさんのケースは「選択肢が限られている中でも、自分なりに納得できる道を選ぶ」ことの大切さを教えてくれます。

年齢や身体の限界が立ちはだかっても、諦めずに情報を集め、選択肢を探し続けることの意味を感じさせてくれる事例です。

代理母出産に関する日本と海外の違い

イメージ

日本では「代理母出産」は原則禁止

現在の日本では、代理母出産(代理懐胎)は法的に認められていません
正式な法律による禁止はされていないものの、日本産科婦人科学会は代理懐胎を原則禁止とする見解を公表しており、多くの医療機関がそれに従っています。

【日本産科婦人科学会の見解(要点)】

  • 医学的・倫理的に多くの問題がある
  • 出産した女性が法的な母親となる現行制度では、親子関係が混乱する
  • 子どもの福祉を最優先に考える必要がある

引用元:日本産科婦人科学会

このため、日本国内で正規に代理母出産を行うことはほぼ不可能な状況です。

代理母出産が認められている国は?

一方で、海外には代理母出産が法的に認められている国が複数存在します。丸岡いずみさんが出産を委託したロシアもそのひとつです。

国名代理母出産の可否特徴
ロシア合法(有償も可)法律で明確に制度化されている
アメリカ州ごとに制度が異なるカリフォルニア州など一部州で合法(有償含む)
ウクライナ合法(主に有償)欧州で最も代理母出産が盛んな国のひとつ
日本原則禁止(ガイドライン)法的親子関係が不明確なまま

丸岡いずみさんが代理母出産をロシアで選んだ理由のひとつも、この法整備の違いと安心感があったからだと考えられます。

現在は、日本人を含む外国人がロシアで代理母出産を依頼することはできません。
2022年12月にロシアで法改正があり、外国人がロシア国内で代理出産を依頼することが禁止されました。
このため、ロシアで代理出産を利用できるのはロシア国籍を持つ夫婦に限られています。
引用元:Baby For You

日本と海外の制度のギャップに悩む人も

日本国内で子どもを持ちたいと考えている夫婦にとって、代理母出産という手段はあまりにも高いハードルがあります。

  • 医療機関が対応していない
  • 法律的に親子関係を証明するのが難しい
  • 世間からの偏見も強い

こうした背景があるため、海外で代理母出産を選ぶ日本人夫婦が増加傾向にあるとも言われています。

丸岡いずみさんのように、声をあげて自らの体験を共有する著名人がいることで、少しずつ理解が進み始めているのかもしれません。

そんな丸岡いずみさんですが、現在は子供と一緒に暮らしてはなく、元夫の有村崑さんと生活しています。

なぜ丸岡いずみさんは子供を手放すことになったのか

↓ 詳しくはこちらをご覧ください。

丸岡いずみ 代理母出産に関するQ&A

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Q1. 丸岡いずみは代理母出産で遺伝的な母親なの?

A. はい、丸岡いずみは自身の卵子を使用しています。
丸岡いずみさんと有村昆さんの体外受精によってできた受精卵を、代理母の子宮に移植した形です。
そのため、子どもとの遺伝的なつながりはあります

Q2. なぜ丸岡いずみは日本ではなくロシアで代理母出産をしたの?

A. 日本では代理母出産が事実上認められていないからです。
日本産科婦人科学会が原則禁止としているため、医療機関が対応していません。
一方、ロシアでは代理母出産が合法で、法制度もしっかり整っていたため、安心して依頼できる環境があったと考えられます。

まとめ

丸岡いずみさんの代理母出産に関するポイントをまとめました。

・丸岡いずみさんは約6年間の不妊治療を経験し、流産も1度経験

・丸岡いずみさんは40代になっても体外受精を継続するも妊娠に至らず、代理母出産を決断

・卵子は提供ではなく、丸岡いずみ本人の卵子を使用

・丸岡いずみさんはロシアで代理母出産を実施。日本では法的に代理出産が認められていないためだった。

・費用は合計で約650〜1,150万円と高額

丸岡いずみさんの代理母出産は「特別な話」ではなく、一人の女性が悩みながらも必死に前を向いた結果だということが伝わってきますね。

この記事が、「今まさに悩んでいる人」や「情報を探している人」にとって、少しでも参考や希望になればうれしいです。

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